七五三・孫・消防車・猫

 七五三の帰りに娘夫妻が、着飾った子供自慢に来る。

確かに、わが孫なれど自慢に値すると思いました。(はははっ・・・)

外で写真を撮り、「かわいいねぇ〜」で、終わるはずだった。


ところが部屋に戻る途中、 ニャ〜  「んっ?」  ニャ〜

「猫の鳴き声?」  ニャ〜  「どこから?」

なんと側溝から、か細い猫の鳴き声が・・・。

覗くと、奥のほうへ居た!足をケガしているみたい。



見た以上 
ほったらかしにも出来ず、娘が市役所に電話。


消防車まで出動する、

大騒ぎならず、小騒ぎに。  無事救出!!


タイトルを「猫・大救出劇!!」と、したかったのですが。

救出した猫は、車にでも引かれたのか

後ろ足が全く動かない状態。



餌をやっていると言っていたおばあちゃん、

うちで飼っているわけではないと主張。

消防士さん携帯で本部(?)へ連絡。

話し声の様子からすると、市役所から保健所まで出てきて。

消防車で保健所へ連れて行った。


見た以上、知らぬ素振りはできないとはいえ、

我々は猫を救ったのだろうか?


   もしかしたら・・・



  ここで一句

    「七五三      
       消防車から

           猫救えず」


  もう一句

    「貧乏と

       言い訳語り

           情けなや」